ご葬儀後に行うこと
ご葬儀後には、整理や手続きなど、やるべきことが沢山あって
何から手を付けていいかわからない、または
少しでも段取りよく進めたいという方は多くいらっしゃいます。
ここでは、ご葬儀後に行うことを大きく分けて3つまとめております。
挨拶回り
一般会葬者には葬儀当日に会葬礼状を渡し、略式で挨拶に代えることが一般的です。
葬儀後は、菩提寺にお礼の挨拶をし、今後の法要の打ち合わせをします。
ご命日を含めて49日目に四十九日法要を営むのが習わしですが、
最近では直前の休日に行う場合が多くなっています。
四十九日法要について 詳しくはこちら
また、葬儀関係者にも挨拶します。
世話役や各係りの担当の方、近所の方など葬儀中にお世話になった方々へ挨拶し、
必要であれば、御礼の品物を手渡します。
葬儀後の挨拶回りは、なるべく地味な服装にしましょう。
四十九日法要の準備
菩提寺と四十九日法要の日取りについて打ち合わせ、
仏壇・位牌や、お墓、会食、茶の子、香典返し・・・など
決めていくこと・準備をすることがございます。
四十九日法要について 詳しくはこちら
各種手続き
挨拶回り・法要準備に加えて、確認しておくことが沢山あるのが各種手続きです。
以下は一例ではありますが、主に必要な手続きを挙げております。
返却・解約
- ・勤務先
身分証明書・会社の鍵やバッチなどの返却や、机・ロッカーなどの荷物の確認をします - ・市町村役場
老人保健医療受給者証、印鑑登録カード、市民カードなどの返却をします - ・福祉事務所
無料パス、身分証明書などの返却をします - ・警察、公安委員会
自動車運転免許証などの返却をします - ・発行元各社
会員証、クレジットカードなどの返却・または解約をします - ・携帯電話
携帯電話の解約・また定額制有料サービスを利用の場合、その解約をします
- ※勤務先では「死亡退職届け」 「扶養控除移動の届け」などの手続きや
「退職金」「社内預金」などの精算手続きも行います。
- ※会員費・年会費などが発生するカードは、契約の停止も行います。
- ※「クレジットカード」の精算などでマイナスの財産が出る場合、相続との関係も注意します。
上記以外の返却・解約手続きの有無も、ご確認ください。
特に定額制の有料サービス(動画サイトや定期購入している通販など)は
使わなくても料金が発生してしまうためご注意が必要です。
健康保険と国民健康保険
- ・勤務先
健康保険に基づく、「埋葬料(または埋葬費)」か「家族埋葬料」のどちらかの請求手続きをします(管轄は社会保険事務所) - ・市町村役場
国民健康保険に基づく、「葬祭費」の請求手続きをします
- ※「社会保険」では、故人が保険加入者本人の場合「埋葬料」、扶養家族の方の場合「家族埋葬料」を申請します。
請求手続きの窓口は、故人の勤務先のことが多いようです。
(遺族が社会保険事務所へ赴く場合もあるようです。)
尚、故人が社会保険加入者のとき、扶養家族の方は国民健康保険への加入手続きが必要となることがあります。 - ※「国民健康保険」では、「葬祭費」の申請が必要です。
請求手続きの窓口は、市町村役場の国民健康保険課となります。 - ※請求手続きをとらない場合、「埋葬料(または埋葬費)」「家族埋葬料」「葬祭費」のいずれも、故人が亡くなられた日から2年後に受給権利が失効します。
詳しくは各窓口にご確認ください。
名義変更
- ・市町村役場
「世帯主変更届」を出します(故人が世帯主の場合) - ・電話会社
名義変更、電話帳の名前の変更(解約)、携帯電話の解約などをします - ・電力会社・ガス会社
名義変更、口座変更などをします - ・テレビ会社
名義変更、口座変更などをします(NHK・ケーブルテレビなど) - ・陸運局
自動車税納付義務者の名義変更・「自動車の移転登録」などへの対応をします - ・地主・家主
借地・借家の名義変更をします - ※名義変更が必要なものには、財産相続とかかわるものが多くあります。
「自動車税納付義務者の名義変更」「自動車の移転登録」「借地・借家の名義変更」などのほかに、「銀行預金」「郵便預金」「債券・社債・国債」「不動産」などがあります。
上記以外の名義変更手続きの有無もご確認ください。
そのほか
- ・生命保険の受取・名義変更
故人が被保険者となって生命保険に加入していた場合、保険会社へ確認をして 受取手続きをすすめます。(必要書類は保険会社により異なります)
また、故人が契約者となっている保険(火災保険や自動車保険など)や、 故人が受取人となっているものは、名義変更をしておきます。
ご葬儀の後は、行うことが多く、気が付いたら法要が目前・・・ということも
少なくありません。ピアベールでは、ご葬儀の後に続くご法要やそれに伴う仏具、
また香典返しのご準備などもお手伝いさせていただいております。
どんなことでもどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
また、万一のときにお手続きが漏れる事のないよう、
事前にエンディングノートをご準備される方も多いようです。
「ホームページを見た」とお伝えください。
エンディングノートをプレゼントいたします。
エンディングノート内容(一部)
- ・介護・看病についての希望
- ・葬儀・法事などについての希望
- ・財産・携帯電話・パソコンなどについて